18歳になっても初経が発来しない場合は、なんらかの病的原因が考えられ、以後月経が発来する可能性は少ないので、原発性無月経といいます。時に18歳以後でも自然に月経が発来する場合があり、これを晩発初経といいますが、きわめてまれと考えてよいでしょう。 見せかけの無月経:巣、子宮などは正常に発達し、月経も起きているのに、月経血の流出路の障害のために月経がみられないものです。女子中学生などで、毎月下腹部痛や膨満感があるのに、月経がみられないという場合が、典型的症状です。