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無月経

無月経とは、月経がないことです。初経の平均年齢は12歳前後で、ほとんどの人が15歳までには初経を迎えています。性機能が成熟する年齢18歳になっても初経がこない場合を原発性無月経といいます。

先行する月経が順調であるか否かを問わず、ある時期から月経をみなくなったものを続発性無月経といいます。ただ、初経から2~3年間は月経の不規則なのがふつうなので、その場合は含みません。原発性無月経の原因としては、子宮や卵管が正常に発達しない先天異常、あるいはターナー症候群などの染色体異常があります。

また、視床下部、下垂体、卵巣の機能異常が原因の場合もあります。ときに甲状腺の機能異常(甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症)によっても起こります。非常にやせている若い女性では、特に神経性無食欲症がみられる場合は、月経が来ないことがあります。

当院の取り組み

中国医学鍼灸院における無月経治療の目的は、月経回復または、月経回復の時間を短縮することです。近年、無月経の治療は、西洋医学以外にも新しい治療法を求める動きが世界中に広がりました。欧米、中国などの国では、鍼灸や中薬治療の無月経に対する有効性が再認識するようになっています。

中国医学鍼灸院は、生理が止まった原因、年齢や妊娠を望むかどうかなどによってさまざまな治療法を取り入れます。そして良い成果を上げています。 鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると80%は経過がよいと考えられます。
無月経の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、肝郁腎虚、沖任失調、摂精不能に分け、疏肝理気、補腎填精、調理沖任、活血化汚の治療を行われます。

特殊なお灸やハリなど東洋医学的な治療方法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。最も興味あるのは、治った無月経患者のほとんどが再発しませんでした。鍼灸は無月経の再発にも予防的な効果があるのは分かりました。

治療実績

無月経は、当院の鍼灸治療法の著しい進歩により大部分は治療可能で、将来の妊娠・分娩も期待できます。 鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると80%は経過がよいと考えられます。